1年半ぶりの投稿になりました。
こんなに空いているとは思いませんでした。 fbに直接投稿していたからです。
3月15日の夜から2泊3日で能登の珠洲市の北、馬緤町にガレキの片付けを手伝いに行きました。
三津屋を22時に出て能登町柳田に5時ごろに着いたのですが、2tトラックの軽油が尽きかけてきて、給油のためガソリンスタンドが飽く時まで待機。
夜が明けてくると暗くて気付かなかった被害を目の当たりにしました。 裏山が崩れて、その下敷きになった家がありました。
コンビニで朝食をゲットして珠洲市へ。 ここでカレーうどんの炊き出しに行く4人のメンバーと別れました。
私たちは珠洲市街から北に向かい、折戸町の滞在交流施設日置ハウスを目指します。
能登半島の北東端の狼煙から5㎞ほどの所です。 ここが今夜の宿。 小中学校だったようです。
1階に被災者が避難されており、ボランティアは2階で泊まるようです。 教室に2段ベッドが4台8人分置かれてました。
折戸町の様子
ガレキ撤去作業はここから10㎞ほど西に行った馬緤町が現場です。
途中、崖崩れで道が塞がれ迂回しなければなりませんでした。
右端の岩は5m以上あるようです。
海岸線の隆起も確認しました。 白い所がそうです。
珠洲市自然休養村センターがボランティアセンターになっています。
ここで作業の指示を受け、寺の瓦の片付けに向かいました。
3人での作業なので、なかなか捗りません。
それでも何とか昼までには、1t袋を6袋詰めて山門の屋根瓦を撤去しました。
撤去した瓦は集積場へ運び、業者のユニックで下ろしてもらいます。
カップ麺の昼食を摂るべくボラセンに戻ると、センターの方がうどんとぜんざいを提供してくれました。
うどんの麺は2,3㎝でブツ切れでしたが、出汁は美味しかった。
昼食の提供は初めてです。
昼からも3人で作業を始めたら応援がやってきました。
最初は女性二人でしたが、だんだん増えて作業が終わるころには10人以上いたでしょうか。
いつもそうですが、皆、各地から集ってます。
地元の方、金沢の方、東京から、東淀川区の成蹊女子の学生も。
16時に作業終了。 と思いきや雨漏りで濡れた畳の撤去のおまけ付きです。
地震から3か月半も過ぎているのでカビも発生しています。
家の2階から下ろしてトラックに積むまでは応援もありますが、ゴミ集積場で下ろすのは3人だけです。
本日の作業はこれにて1件落着。
宿の日置ハウスに戻り、炊き出しに行っていた2人と合流。
ディナーはカップ麺とレトルトの親子丼や中華丼です。
ここには水、電気が来ており入浴できました。
インフラはかなり改善されてきてますが、家の片付け、修繕はまだまだです。
今日の撤去作業も今日がスタートということでした。
禁酒禁煙でテレビなどもなく、疲れていて20時には就寝。
2日目は5人で同じように瓦撤去、応援もあり昼前には作業終了。
今日もお昼を提供していただき、13時には大阪に向かいました。
21時に帰阪、荷物などの片付けをして22時過ぎに約53時間ぶりに角のロックを飲みました。
GWにもニーズはあるようですから、又行く予定です。
GWは熊本と同じように4泊5日になるかな。
ピンぼけになってますが、循環型の手洗いです。
ボラセンにありました。 なかなか優れものです。