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能登 片付け手伝い記 Ⅱ

今日は少し寒かったですね。

2回目の能登馬緤町に行ってきました。

5月2日 屋根の塗装仕事を終え、22時過ぎに出発。

疲れている高齢者の為に後輩2人が運転してくれました。

急こう配の屋根塗装は腰、膝、脹脛に結構負担がきます。

若いメンバーがもっと参加してくれたら、爺さんは辞退しようかと思っていました。

 

5月3日 普段飲んでいない栄養ドリンクを2本飲んだせいか、夜明けには元気になり、往路ラストを運転しました。

道中、3月中旬に来た時と道路状況や倒壊した家が殆んど変わっていない状況に凹む気持ちになっていました。

でも 今回の宿泊とボランティアのベースになる馬緤町の自然休養村センターに着くと沢山の鯉のぼりが迎えてくれ、「よっしゃー!やったろうかい」と一気にモチベが上がりました。

SAで買った朝食を食べ、9時より作業開始。

漁師だったという方の家の片付けに向かいました。

こう言っては何ですが、田舎ですから大阪のような小さな家は無く、片付けの現場の家も建売なら5,6軒建つんじゃないかと思われる家で、片付ける(廃棄する)家具や、荷物が大変な量です。

今日はボランティアの調整が上手くいかなかったのか、ボランティアセンターの軽トラが空いていて、私たちが2台使えることになりました。

私たちの2トントラック(総務部長のS君の工業所の物)と3台がフル稼働です。

フル稼働と言っても、何故か馬緤町の集積場は土日しか使えないという事で、15Kほど東の狼煙の集積場まで運ばなければならず、片道40分ほど掛かるので午前中に2回、午後からは1回しか運べませんでした。

土日しか使えないって? 普通 土日祝じゃないの?

集積場も午後3時にクローズになります。

午前に2回行ったので、道も分かっているし、段差がどこにあるか把握したので、午後の1回目は軽トラ暴走族になったのですが2回運ぶことはできませんでした。

明日の朝一に運べるようにトラックに廃棄物を満載して今日の作業は終了。

ボラセンになっている馬緤の自然休養村は町の人たちが、ボランティアに食事を提供してくれました。

食事を提供して頂いたのは馬緤が初めてです。

 

5月4日 今日はボランティアのメンバーも増え、軽トラは使えませんでした。

我がチームの2tトラックだけでしたが、町の集積場へは5分ほどの距離なので何回も往復しました。

始めの内は回数を数えていましたが、途中で辞めました。

漁師という事でしたが、網元とちゃうかと思うくらい荷物が多い。

湯呑もアホほどあるし、布団も民宿かと思うくらい。

漁師さん達が何かと言っては酒を飲み、飲みつぶれて寝て行ったのかな と想像しました。

今日の夕食は何と飛騨牛の焼肉でしたよ。

 馬緤の落日

夜中にトイレに行った時に12年振りに天の川を見ました。

まだ電気水道が来てなくて、自家発電、山からの湧き水なのでトイレは仮設で外にあります。

5月5日

まぁ 荷物が多い。 捨てずに次から次へと購入していたんでしょう。 同じような物がどんどん出てきます。

オッサン ええ加減にせえよ と思ってしまいました。

今日は他の団体の女性陣が此処のお母さんと一緒に小物を仕分けしてくれています。

赤ちゃんを背負って参加している女性や小学5,6年生と思われる女の子もいました。

今日は子供の日、TDLなんかで遊んでいる子供もいるでしょうに。

15時半に作業終了、9割がた荷物は片付いたと思います。

その子とはハイタッチをして別れました。

16時過ぎに馬緤を出発。

お土産をいただきました。

区長の奥さんと奧さんに弟子入りしたウチのメンバーが採ったワカメです。

帰り道に通行止めが解かれた大谷地区という所を始めて通りましたが、馬緤以上に大変な状況でした。

まだまだ支援が必要ですね。

 

翌6日の1時に無事、三津屋に帰ってきました。

今回 参加したメンバーです。

まぁ 顔を指す奴はいないでしょうから、顔出しでも良いでしょう。

 

出発の日に屋根を塗った現場は、今日塗装工事が終わり、明日足場バラシです。

 

 

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