今日は夏至、雨模様でいよいよ梅雨入りですな。
梅雨入り前の先週の土曜日に現場が終わりました。
正面は金属サイディング、側面と後ろはモルタルに吹付タイルのお宅です。
写真でも側面や裏側にはクラックが入っているのがわかりますが、足場を組んで施工にあたると予想以上に傷んでいました。
階段の上の塔屋の屋上は
かなりのクラックで漏水しており、塔屋内の天井、壁が剥がれていました。
濡れているような色はシールの前にプライマーを塗った色です。
プライマー塗装後
壁は基本3回塗りですが、防水は4回塗りで仕上げます。
余談ですが、サイディングの取付け部の段差がある所にアルミの枠で水仕舞いがしてありましたが、その取付けのビスがステンレスの物もあればクロムメッキや亜鉛メッキのビスがばらばらに使われていました。
ステンはまぁ錆びませんが、メッキは数年経つとどうしても錆びますよね。
白いプライマーはステンやアルミに付着する錆止め塗料です。
錆びたビスなどは更に錆止めを加えて塗ります。
左は樹脂製のサドルバンドとステンのビスですが、右側は亜鉛メッキのサドルバンドとビスで錆びていました。
この春、新築された建物のパイプにもメッキのバンドとビスが使われていたので、何故ステンレスを使用しなかったのか と指摘すると 塩ビだから大丈夫です と訳が分からない言い訳をされたようです。
今回、久し振りに波板屋根の張替えもしましたが、奥の方の幅は73㎝、手前は55㎝と段々と狭まっており、中々大変で手間がかかってしまいました。
写真を撮り忘れましたが、軒樋を取り付ける時に括り付ける銅線も劣化して切れていたので、たまたま工具箱に入っていたステンレスの針金で括りました。
梅雨前に終わり、良かったです。